私達が普段消費している農産物の多くは、化学肥料を使用して生産されています。
しかし、現状として化学肥料に必要な資源は輸入に頼っています。
また、昨今の世界情勢によるエネルギーの高騰化に伴い化学肥料は高騰しており、それが農産物の価格高騰にも繋がっています。
そのような中、昨今では地域の有機物由来資源を原材料とした肥料を製造し、活用する動きが見られています。
具体的な動きとしては、飲食業や食品工場から出た生ごみなどの地域の有機物由来資源から食物の栽培に必要な栄養素を分離濃縮し、回収する『濃縮バイオ液肥』があります。
また、下水汚泥の処理過程で製造される再生リン化成肥料「MAP」、そして、それらを掛け合わせた植物の生育に欠かせない3大栄養分が入っている『MAP混合液肥』という技術が開発されています。
『濃縮バイオ液肥』は、化学肥料の使用を抑えた(または使用しない)栽培方法に使用できること、また、従来のMAPは下水汚泥の処理過程で製造される化成肥料の原料で、 海に流出する水がリンや窒素などの栄養過多にならないように発明されていることから、環境にやさしい農産物の生産につながります。
本アンケートは、この『濃縮バイオ液肥』や『MAP混合液肥』を用いて生産された農産物に対する消費者調査となっております。
なお、回答される皆様の情報は匿名で扱われ、研究目的にのみ利用されます。
何卒ご理解、ご協力のほど宜しくお願い致します。